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学資保険って必要?学資保険の使い方とお得な入り方

   

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ちょうど私の周囲でも年代的に、話題に上がることが多くなっている学資保険。

あるインターネットのアンケートでは、10歳未満の子供がいる人のうち約6割の人が学資保険に加入していたという結果もあります。

参考リンク:NTTコムのアンケート調査

加入していない人の中にも、必要性を感じている人もいるでしょうから、かなり関心の高い保険ということが言えます。なんとなく、子供が生まれる=学資保険と考えている人も多いようです。

名前からして「子供を育てる人のための保険」というのは分かるのですが、実際のところ入るメリットはあるんでしょうか?それと、子供のための保険には「育英保険」というものもあります。「学資保険」と「育英保険」は何が違うのでしょうか。

これらの疑問をまとめて保険のプロに質問してきました。

学資保険はどういう保険なのか

学資保険は主に子供の教育にかかる費用を貯めるための保険。「こども保険」という名前で販売している保険会社もあります。

保険料は、他の生命保険などと同じように、毎月一定額を保険会社に支払います。そうすると、将来予め設定しておいた時期に、払った保険料より少し多い金額を受けとることが出来ます。

給付金を受けとる時期は、子供の大学入学や高校入学など、多額の教育費が発生するであろう時期に設定します。イメージとしては銀行の預金と同じく「保険会社にお金を預けておいて、将来利息を上乗せして戻してもらう」形です。

利息の部分は予定利率といって、保険会社が予め設定している保険がほとんどです。昔と比べて、予定利率は下がっている傾向にあります。

当然ですが、利率の高い保険会社の商品の人気が高いそうです。学資保険を販売している会社は多くありますが、民間保険会社だと以下4社の人気が高いようです。

  • フコク生命
  • ソニー損保
  • ニッセイ
  • アフラック

見た感じ、フコク生命が一番金利が有利っぽいですね。あとは、かんぽにも同様の商品があります。

学資保険のメリットとデメリット

メリット

学資保険に入るメリットは、なんといっても計画的にお金を貯められるという点です。

毎月決まった金額の保険料を支払わなければなりませんし、途中で解約すると損してしまいますので、半予め決めた時期までお金を貯めることができます。ついつい途中で貯めたお金を使ってしまう心配のある人に向いている保険です。

途中で、入学お祝い金といった形で給付金を受けられる保険もありますが、保険会社に預けていたお金の一部が戻ってきているだけですので、自分で貯められる人には不要かもしれません。

デメリット

学資保険は、銀行の預金のようなイメージだとお伝えしました。学資保険と銀行の定期預金を比べると、デメリットが見えてきます。

学資保険のデメリットというと、流動性がなくなることです。学資保険は予め決めた時期より前に解約すると支払った保険料の一部しか、戻ってきません。急にお金が必要になった時などに、自由に使えるお金ではなくなってしまうということです。

対して、銀行の預金であれば必要な時に自由に引き出せます。定期預金でも途中で解約しても利息が減るだけで、元本が減ることはありません。

学資保険と育英保険の違い

子供のための保険には、育英保険というものあります。

親が亡くなっても、子供が大人になるまで生活できるように準備するための保険です。死亡した時や、重度の後遺障害を負って子供を育てるためのお金が稼げなくなってしまった時に、補償が受けられます。

学資保険に入る目的は、お金を貯めるため。

育英保険の目的は、万が一があった時にも子供を育てられる補償を受けるため。

学資保険と育英保険はどちらも子供を育てる人のための保険ですが、このように目的が違います。

育英保険は、育英年金特約という形で学資保険とセットで入ることが一般的です。

その他、自動車保険にも育英費用特約という形でセットすることも可能です。

定期保険などの生命保険と、育英保険の使い分け

育英保険や育英年金特約を付けた学資保険は、万が一の場合に子供にお金を残すための保険でした。

これって定期保険などの死亡保障と何が違うのでしょうか。すでにそのような生命保険に入っている場合、必要ないのでは?という疑問が湧いてきます。

これも、保険の目的を考えると答えが見えてきます。

子供が生まれる前に保険に入るタイミングと言えば、結婚をした時が考えられます。この時、自分に万が一のことがあってもパートナーの生活を保障するために保険に入ります。

この場合、保障期間は一生だったり、定年や年金を貰うまでなど長い期間が必要です。30才で結婚して、年金受給までだったら35年とか。

その後、子供が生まれてまた保険を検討したとします。子供に必要なのは、子供が自分で生活ができる大人になるまでの保障、と考えた場合、20年間の保障が必要です。

このように、パートナー用の保険とは必要な保険金額や保障期間が変わります。保険金額や保障期間が短くなれば、その分支払う保険料も安くなります。20年間分の保障で十分なのに、ひとつの保険でカバーしようとすると35年の保険に保障を上乗せする形になります。

つまり、考え方によっては、保障過多で余計な保険料を支払ているとも言えてしまうのです。保険を分けて必要な分だけ保障を買うようにすれば、無駄な保険料を節約することができます。

育英保険と収入保障保険を組合せるという考え方

保障を必要な分だけにして、保険料を節約する例として、育英保険と収入保障保険を組み合わせる方法があります。

収入保障保険は、死亡したり高度障害を負ってしまった時の保険です。特徴は、保険料が安いこと。

なぜ安い理由は、徐々に保障が減っていくからです。保障が減っていくというとダメな感じがしますが、そんなことはありません。

例えば、途中で死亡しなかった場合、定年後は収入がなくなるわけですから、保障とは関係なく老後の資金は別で準備する必要があります。

こう考えると必要な保障は、定年前に働けなくなった時に、定年の歳まで生活できる資金という考えることが出来ます。

それなら、歳を重ねる毎に必要な保障はだんだん少なくなっていく方が合理的です。

保障が少なければその分、保険料は安くなります。

育英保険も同じ理屈で保険料は安くなっています。

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同じ掛け捨てタイプの定期保険とくらべてみます。

定期保険は、「死亡したら1,000万円」のように一定の保障を受けます。

保険期間中ならいつ保険事故が起きても、受けとる保険金が同じです。

つまり、加入時に必要な金額を設定すると年々必要以上の保障を受けていることになります。

その分、保険料も高いです。

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保障と保険料は比例の関係になりますので、必要な分だけの保障を買える収入保障保険&育英保険の方が保険料を節約することが出来ます。

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以上、学資保険と育英保険の解説でした。

結婚や子育てをそろそろ真剣に考えている…、という方の参考になれば幸いです。

 - 保険, 生命保険

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