【生命保険の基礎知識】保障額の決め方 公的年金もばかにできない
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生命保険の保障額を決めるときには、自分の人生に合わせて必要な保証を計算して決めます。その際には、貯金や現在の収入、生活費などだけでなく、年金でいくら貰えるかも考慮します。
それは生命保険が満期になった時に貰える保険金だけでなく、万が一が合った時の保証についても同じです。
実は年金って、老後の蓄え以外の役割もあります。
遺族年金や障害年金などです。
遺族年金=本人が亡くなった時に遺族に支払われる年金
障害年金=病気やけがなどで働けなくなった場合に支払われる年金
生命保険の保障額の決め方は、このように考えます。
- 死亡してしまった場合遺族にどれくらいの生活費が残せればよいか
- 事故等で途中で働けなくなった場合、残りの人生でどれくらいお金が必要か
このような事故後の人生で、どれくらいのお金が必要かを必要保障額と呼びます。すべてを生命保険で用意する必要はありません。このような場合、年金でも保証が受けられるからです。
生命保険の保障額を決める時は、必要保障額を算定しそこから公的扶助で受けられる保障額を引いて、設定します。年金の保障額はこどもの数などいくつかの条件で変わりますので、生命保険を検討する際はよく調べて計算すると良いです。